スポーツAIカメラを手がけるXbotGoは、2026年9月8日に閉幕した欧州最大級の家電・技術見本市「IFA Berlin 2026」への出展を総括する記事を公開した。同社は、IFAイノベーションアワードの2部門でHonoree(選出)に輝いたほか、新サービスのグローバル展開、そして会期5日間にわたる実機デモを実施したとしている。会場はHall 20のブースH20-115。主なトピックは次のとおり。

2部門でHonoreeに選出

一体型4Kカメラ「XbotGo Falcon」が、2026 IFA Innovation Awardsの2部門でHonoreeに選出された。選ばれたのは「Best in Content Creation(コンテンツ制作部門)」と「Best in Beauty Tech & Wellbeing(ビューティーテック&ウェルビーイング部門)」の2つ。XbotGoは、制作系とウェルビーイング系という異なる2カテゴリーで選出されたことについて、スポーツAIカメラが「撮影のためのツール」であると同時に「トレーニングのためのツール」でもあるという位置づけを示すものだ、としている。

AI試合分析「Pro Soccer」をグローバル展開

XbotGoは本展示会を機に、AIによる分析サービス「Pro Soccer」のグローバル展開を開始した。FalconまたはChameleonで撮影した映像を、戦術レポートとハイライト映像へと変換するサービスで、多くのアマチュアクラブでは人員的に対応が難しかった、長時間に及ぶ手作業のタグ付け・編集を置き換えるものだという。料金は試合ごとのクレジット制で、シーズン単位の契約を結ぶのではなく、分析したい試合の分だけ支払う仕組みとなっている。

FalconとChameleonを実機展示

会場では、来場者が2機種のカメラを実際に試せた。「Falcon」は同社の一体型トゥルー4Kカメラで、重量544g、106度の広角トラッキングレンズを備えたデュアルレンズ構成、360度の回転と160度のチルトに対応する。サッカー、バスケットボール、アイスホッケー、ラクロス、アメリカンフットボール、ハンドボールなど10以上の競技向けに設計されている。あわせて、スマートフォン搭載型の「Chameleon」も展示され、来場者は開発中のマルチスポーツ向けソフトウェア機能をひと足先に体験できたという。

欧州展開の加速

今回の展示会は、欧州市場への一段の展開を印象づけるものにもなった。XbotGoは、JoyBuyとのパートナーシップを通じて、イギリス、ドイツ、オランダ、フランス、ベルギー、ルクセンブルクで販売を展開しており、同プラットフォーム上でベストセラーのAIアクションカメラに選ばれ、前月比150%で成長しているとしている。グローバルでは、100か国以上で23万人超のユーザーを抱え、1,000を超えるクラブ・アカデミー・スポーツ団体がパートナーになっているという。

今後に向けて

XbotGoは、5日間のブースがコーチ・クラブ・ディストリビューター・クリエイターからの直接のフィードバックの場になったとし、実際にカメラを手に取り、本物のフィールドに向けてこそ得られる声だと振り返った。こうしたフィードバックは、Falconの次のアップデートへ直接反映されるとしている。


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