Spiideoは、映像分析のワークフローにフィジカルパフォーマンスデータを直接取り込むAI光学トラッキングソリューション「AutoData Activity: Ice Hockey」を発表した。ウェアラブルや追加ハードウェアは不要で、既存のカメラだけで選手のトラッキングデータを映像とフレーム単位で同期させる。
アリーナそのものを「計測できる環境」へ
Spiideoは、アリーナとプレー面全体をキャリブレーション(基準合わせ)することで、リンクを計測可能な空間へと変える。ウェアラブルも追加ハードウェアも使わず、すでに設置されているカメラ構成のまま、選手の詳細なトラッキングデータを映像とフレーム単位で同期して取得できるという。
主な機能
フィジカルパフォーマンス指標
各選手のアウトプットを数値化する。複数ゾーンにわたるスケーティングスピード、総移動距離、動きのパターンを、試合ごと・シフトごと・ゲーム状況(ゲームステート)ごとに分解して把握できる。
シフトマップ
すべてのシフトを直感的なチャートと、自動でひも付けられた映像クリップで可視化する。誰が・どれだけの時間・どのゲーム局面で氷上にいたかを、選手識別とシフト単位の「AutoFollow(自動追尾)」付きで確認できる。
リンクコントロール&コンパクトネス
攻撃・守備の各局面でのチームの形(シェイプ)とポジショニング構造を分析する。スペーシング、コンパクトさ、動きのパターンを理解することで、トラッキングデータを戦術的な改善へとつなげる。
高度な描画ツール
選手の軌跡(テイル・リード)を描けるインタラクティブな注釈ツールを、フルアイスのバーチャルパノラマと同期したマルチアングル映像の上に重ねて使用できる。
映像とデータを、ひとつに
AutoData Ice Hockey Activityは、映像とトラッキングデータが別々のシステムに分かれていることでチームが直面してきた課題に応えるものだとしている。すべての指標が対応する映像クリップと直接つながっているため、コーチやパフォーマンス担当スタッフは、より速く、より根拠に基づいた意思決定が行えるという。
AutoData Ice Hockey Activityはすでに提供を開始しており、Spiideoはアイスホッケー担当チームへの問い合わせを案内している。
