スポーツ映像プラットフォームを手がけるSpiideoは、映像分析ソフト「Spiideo Perform」向けの新アドオン「BenchMode」を発表した。低遅延のライブ映像とクリップの即時共有をベンチに届け、試合中の局面をその場での意思決定につなげる機能だという。
試合を左右する局面のために設計
戦術的な修正は試合の進行を待ってはくれない——というのが本機能のコンセプトだ。BenchModeはカメラからベンチまで約4秒という低遅延を実現し、プレーが展開している最中にコーチングスタッフがライブ映像へアクセスできるようにする。
アナリストは重要なイベントが起きたその瞬間にタグ付けを行い、数秒でクリップをベンチへ送ることができる。プレイリスト機能を使えば、ハーフタイムやインターバル中に、コーチ向けへ厳選したクリップを組み立てることも可能だ。
iPadでもデスクトップでも、ひとつのワークフローで
BenchModeは、Spiideo Perform上で次の環境で動作する。
- iPad上のSpiideo Perform iOSアプリ(ベンチ脇で利用)
- デスクトップ/ラップトップ(ボックス席やロッカールームで利用)
- 任意のデバイスからのリモート利用
アナリストはSpiideo Performから直接タグ付けを行い、試合中・休憩中・ハーフタイムを通じてコーチ向けのプレイリストを作成できる。コーチ側には、ライブでのタグ付け、スムーズなスクラブ(映像の早送り・巻き戻し)、素早いリプレイ操作のために設計された、シングルアングルおよびマルチアングル対応のUIが提供される。
すべての処理はSpiideo Cloud上で行われるため、クリップ・タグ・プレイリストはフィルター付きで、ほかのスタッフへ即座に共有される。ローカル端末に依存したワークフローは不要で、ノートPC1台に情報やノウハウが閉じ込められることもない、としている。
Spiideoは、BenchModeのデモを希望する場合は同社の営業チームへの問い合わせを案内している。
